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2017年7月14日金曜日

涼温な家を住人が説明する④外断熱(現場写真あり)

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内断熱がいい?外断熱がいい??

気密と断熱を意識し裏手は窓が少ない

家づくりの勉強をするうえで、こだわっている人が世の中にはたくさんいるのだなぁということは分かっていました。


 しかしながら、どちらにもメリット、デメリットがあり、それを許容したり、別の対策をたてたり、最終判断は施主に任されている気がします。







そのような中、うちは「外断熱」


☝屋根も断熱材を敷き詰めます。
気づいたのですが縦の気密テープはいいのか?!
近所なので今度聞いてみます

 「ミラフォーム」というプラスチック発泡技術で作った、パネル型の断熱材です。
厚さは50mmです。これを、家の外壁に貼り付けていきます。

屋根にも1層目にルーフィング(防水シート)を施工した後に、断熱材を敷き詰めます。



☝ベランダの下が玄関なのでしっかり断熱


パネルには必ず継ぎ目ができます。
現在、ミラフォームの種類によって、接合部にジョイントがあったりしますが、原則気密テープと呼ばれるテープを貼ります。担当者さんに言わせるとこれが結構手間がかかるそうです。



そして、涼温の家では、基礎にも断熱をします。
基礎の外側に、 ミラポリカというシロアリの食われない断熱材を使用します。
また、それでも断熱材のつなぎ目ができてしまいシロアリの侵入が考えられるので、「反応型効果性樹脂」という特殊な樹脂を隙間に注入し、シロアリの進入路を防ぐ施工を行いました。


結果、

家は基礎の底面以外基礎から外壁、屋根の先まで断熱材でおおわれています。

ちなみに基礎は一回打設と呼ばれる、底辺部分と立ち上がりの部分を一回でつくりつなぎ目のないベタ基礎造りとなっています。


外断熱の断熱材50mmでは断熱効果が低い?!

ネット上には外断熱の断熱材50mmでは断熱効果が低く、意味がないという意見も見て、不安になりましたが、

東京に住んでいる限りは夏も冬も断熱性能が低いと感じたことはありません。 

むしろ、小屋裏、床下が室内と全く同じ環境で驚いてます。


窓も断熱性能高し!!

外気に触れるのは壁だけではありません。
大きな部分を占めるものに、

「窓」

があります。
うちの窓は、省エネ建材等級星4つの複層ガラスと熱の伝わりにくい樹脂サッシです。

外断熱、内断熱よりも窓をしっかり断熱することのほうが、大きな影響があるかもしれません。

☝都内は、隣家が近く、明かりで窓や吹き抜けは重要です。そのため、断熱も考え、FIX窓(閉めっきった窓)を多く使用しました。
☝省エネ建材等級のマーク



「子どもたちが走り回れる家」


また、次回以降書きますが、 

うちには各階の仕切りや玄関と廊下の仕切りがありません。

これは、家に来た方にびっくりされます。

ただ、これこそ私がテーマの一つであった、
「子どもたちが走り回れる家」の実現に重要なことでした。

ドアを開けないとリビングに入れない。
リビングにいて玄関ドアの開閉に気づかない。

そんな家にならないよう意識して家づくりを行いました。

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