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地鎮祭とは
地鎮祭とは「土地の神様を鎮め」「土地の利用を許してもらう」こと。神式と仏式がありますが、割合で言えば神式が多いのではないでしょうか。
また、建てた後の物件を購入する場合には、なじみがないと思いますが、注文住宅や建売でも建設前であると施主が参加することが多い儀式です。
うちは、元々コインパーキングだった土地なので、
コンクリートをはがす前に、地盤調査を行い、その後更地にしました。
地鎮祭で施主が準備したもの
そして平成27年8月、真夏の暑い中「地鎮祭」を行いました。
事前に用意するものは、建設会社からご指示いただきました。
まず、氏神様を呼びます。呼ぶために神職の宮司さんに来ていただきます。
が、地元ではないので、どこに頼んだらいいか分かりません。
地元の建設会社なので分からないと伝えると、すぐに連絡をし、予定を確認してくれました。
●初穂料 30000円
私は熨斗に入れて渡しました。紅白の蝶結びの水引きがついた熨斗袋を使いました。上段には、御初穂料、下段は姓のみ、書きました。
なお、熨斗袋がない場合には白い封筒でも構いまわないそうです。
●お米 1~2合
●お神酒 一升瓶 1本
日本酒です。私は、日本酒が好きなので、儀式で使うのであっても、ちょっぴり変わった銘柄を持っていきました。日本酒であれば、何でも大丈夫です。ちなみに、家を建てる過程で、見飽きるほど「松竹梅」は見ましたww●塩 小袋1袋
●海のもの
スルメやわかめや、昆布などの乾物 生を使うところもあるらしいですが、時期的にも厳しかったです。
●山のもの
大根、ニンジン、芋など野菜 (3~4種)
●果物
季節のもの(3~4種)
物に関しては、土地から現在のご自宅が離れている場合やご家庭で用意できない場合は、建設会社さんで代わりに用意してくれるそうです。
大手のハウスメーカーさんだと用意してくれるところもあるそうです。
私は、少し当時の住まいと新居は場所が離れていましたが、必要なものは車に積み込んで、すべて自分で用意しました。
なんとなく、神様にしっかりご挨拶しておきたい気分だったので。
建設会社さんへのお気持ちはいるのか?!
さて、建設会社からはいらないといわれていた、社員さんへのお気持ち。
いろんなホームページを見ると、
「いらない」
というところがほとんどです。
ただ、私としては最初から最後までお付き合いをするシステムの社員大工さんが勢揃いし、家づくりを祈念し、一緒に家づくりをスタートする中で、よろしくお願いしますの気持ちを表したかったので、お気持ちを渡しました。これは、本当にその人の気持ちでよいと思います。上棟式もあることですし。
●お気持ち 5000円×来てくださった社員人数分
意外と緊張する地鎮祭
会場設営は建設会社さんが行ってくれました。
儀式は、建設会社の方が進行をしてくれました。お祓いを受けたり、 地鎮の儀をし、玉串を奉納したりしました。
地鎮の儀では、設計者が「鎌」、施主が「鋤」、施工会社が「鍬」をもちます。
かけ声で、土に鍬や鋤を入れていきます。
掛け声は『 えい!えい!えい!』
しかし、夫はやってしまいました。
夫は極度のあがり症。なのに、それを普段見せない、特殊能力の持ち主です。
たぶん、私以外誰も心配していなかったと思いますが、
設計士さんの 『 えい!えい!えい!』のあと、
夫さん 『 えい!えい!えい!』・・・
『 えい!えい!えい!』・・・
『 えい!えい!えい!』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っは?!
2回多いんですけど(笑)
いや、本人は一生懸命なんですが、
誰よりも 「鋤」を力強く土に入れているのですが。
何か感じるものがあったのでしょう(笑)
とりあえず、宮司さんは「力強い」「いい家が建ちますよ」とおっしゃってくれましたが(笑)
そんなこんなもあり、無事、地鎮祭を終えることができました。
ご近所への初めてのご挨拶
車で1時間ほどではありますが、共働きだった私たちはなかなか頻繁に現場に立ち寄れません。
そこで、この日を利用し、建設会社さんと一緒にご近所へ建設のご挨拶に伺いました。
暑い季節ということで、私たちは
●ゼリーの詰め合わせとジュース
建設会社さんは●ケーキとタオル
正直、ものすごく緊張しましたが、
一軒、一軒、焦らず丁寧にということを心掛け、
子どもたちも挨拶をし、家族4人の顔を見てもらいました。
きっとご迷惑になるお宅もあるにもかかわらず、皆さんが優しく声をかけてくださり、家づくりのスタートを安心して切ることができました。
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