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2017年7月21日金曜日

木工事 施主がチェックしたい現場環境

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家を大切にしてくれる担当者



基礎工事が終わったあと、ふらっと現場に向かうと
大工が本職の担当さん姿が。

「何をしてるんですか?!」

「少しでもコンクリートの強度を上げられればと思い、水養生を管理してるんです」

とのこと。

周りには誰もいない。そんな中、一人担当さんがホース片手に大事そうに家を管理してくれている。

その姿にほっこりしてしまうと同時に、
私たちにとっては理想的な家づくりの姿勢だった。



木工事開始!建て方!
柱や屋根があっという間に出来上がり!!

☝木材もチェック

さて、基礎のコンクリートもしっかり強度が出れば、次はいよいよ「木工事!!」

いよいよ柱が立ち、枠組みができます。


家の柱や梁を組んでいく作業を「建て方」といいます。

天気予報を見ながら、この日と決めたら 

その日に木材を現場に搬入し、わずか2日で組み上げました。





担当さんが言うには「建て方」が2日間で完了するのは、普通だそうです。

この建て方には、建築会社の社員大工さんが総出で取り組まれていました。




一部、応援の大工さんも来てましたが、いつもの方なのでチームワーク抜群!!


見ていて惚れ惚れする作業の姿です。

そして、建て方が終わると金物で柱などを止めていく「躯体工事」に入るのですが





ここで・・・




いや!!!!!!事前に確認しておくべきことがあります。


施主が建て方後にチェックすること!!

それは

「 養 生 」

です。

建て方が終わると、そこでの作業が長いこと続きます。

その間には、雨、風、台風なども想像されると思います。

その時に、自分の家が雨風にさらされ続けたまま、作業が行われたり、作業が中断されたときに床やこれからの資材が雨にさらされていて、気持ちが良いものでしょうか?!



私は家を建てるまで、そんな視点は持ち合わせていませんでした。しかし、今では、建築現場を目にするたびに、養生はきちんとされているかなと確認します。


ちなみに、すべてではありませんが、私の見た現場では建売のお家は木材が雨ざらしになっていることが多いです。特に、雨で作業が中断しているときの姿は何とも悲しいものです。

また、普段は養生を外し、雨の時だけかけている現場は、きっと急いでしまうのでしょう。養生が雑になります。屋根にだけ、大急ぎでブルーシートをかけている家もあります。


我が家は、建て方が終わってから計画的に養生を行ってくれました。

ここまで、やるかというほど丁寧に、隅から隅までです。


社員大工の重要性


以前お話ししたように、私が頼んだ建設会社は社員大工が担当します。

他の現場に原則出向きません。

自社で受けた家づくりに最初から最後まで携わります。
だからこそ、目の前のお客さんを大事にしてくれるのではないかなと思います。
もう建て終わって1年数か月がたちますが、先月も3月にもお会いしました。
繋がりははっきりと続いています。


大手ハウスメーカーはどうでしょう?!
経験がないので何とも言えませんが、ハウスメーカーの方が責任をもって作業してくれるのでしょうか?!
たくさんの現場を一斉に行う下請け会社が心を込めて作業をしてくれるでしょうか。


余計なことかもしれませんが、家づくりの根本にかかわるので、こういった視点で建設会社選びをしてもよいのかもと提案します。


まあ、ということで、木や資材をなるべく濡らさない養生のできる建設会社か、ぜひチェックしてみましょう。

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