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東芝4kwの実力はいかに!?
我が家の涼温な家には、4kwの太陽光発電を乗せています。
ゼロエネルギー住宅(東京ガスさんにもお世話になっています。)ではありませんが、
発電量や売電量、さらに消費電力量を公開することで今後の家づくりの参考になればと思っています。
ちなみに、太陽光発電システムは2016年3月から稼働していますが、ブログを始めたのが今月7月からのため、昨年7月~今年の6月の1年間しかデータを遡れませんでした。
我が家の太陽光発電システムの基礎データ!
メーカーは東芝さんです。
そうです。今、何かと騒がしい東芝さんですが、とりあえず頑張ってください。
まだまだお付き合いが続きますので・・・
所在地は東京。南側に3階建てのビルがあります。
我が家は2階建て。
屋根の形状は北から南の一方だけに下がっていく片流れ屋根です。
勾配は4.5寸。約24度です。
イメージ図は以下のような感じです。
発電量と消費電力量を月ごとに細かく比較してみます。
月別発電量等を一覧にすると以下のようになります。
これを一つの目安として、皆さんに検討していただけたら嬉しいです。
月が黄色でマークされているのは、発電量が消費電力量を上回った月です。
12ヶ月中5ヶ月が消費電力を上回りました。
当初より、消費電力のすべてを賄えないと考えていたため、個人的には大健闘です。
東芝さんの発電量予想が表の右端にあります。
発電量が黄色でマークされているのは、東芝さんの予想を上回った月です。
12ヶ月中11ヶ月が予想を上回りました。
東芝さんの予想発電量は顧客を喜ばすための厳しい見積もりだったのか?!とか、勘繰りたくなるほどうれしい誤算となりました。
売電量が黄色でマークされているのは、買電量を上回った月、青でマークされているのが、買電量を下回った月になります。
これらをグラフで比較するとこんな感じになりました。
左の軸が消費電力量、右が発電力量になります。
消費電力量はエアコンの特に暖房を使い始める12月あたりから極端に高くなります。
一方、発電力量は太陽の角度と日照時間、天気の安定した5月がピークとなりました。
1日単位での電力量を比較
最後に、それぞれ
月ごと1日単位での電力グラフを写真で掲載
します。棒グラフは1日ごとに記録されています。
上に伸びる棒が、太陽光発電量で伸びるほど発電量が多いことを示し、
下に伸びる棒が、電力消費量で伸びるほど消費量が多いことを示します。
2016年7月
・エアコンでの消費電力は一定しています。一方で、天気の良い日と悪い日がはっきりしたひと月でした。
2016年8月
・消費電力も外気温とともにやや上がってます。一方発電量は、天気が安定して良く、発電量が稼げる日が多くありました。
2016年9月
・まだ残暑によりエアコンを使用したため、消費電力はやや高め。一方、秋雨がつづき発電量もガクンと低下しました。
2016年10月
・ エアコンを使用しなくなり、消費電力は押さえられましたが、秋晴れのイメージがある10月も天気の良い日が少なく、また太陽の角度も下がり発電量低下です。
2016年11月
・暖房を使い始め、 消費電力が上がっていきます。一方、この時期は晴れていても発電力が落ちているようです。
2016年12月
・この時期には、エアコン暖房をつけっぱなしの状況です。天候は安定しているため、ある程度の発電量は確保されました。
2017年1月
・1月20日は東京は天気が悪く、気温も3度くらいでした。したがって、発電はほぼできず、消費電力を東京電力から買電した1日になりました。
2017年2月
・相変わらず寒さは厳しく消費電力が上がる一方、発電量も徐々に回復。天候の安定と、日射角度が影響しているかもしれません。
2017年3月
・まだエアコンの使用はありますが、年間のピークは過ぎました。晴れた日の発電量も増えてきています。
2017年4月
・エアコンをほとんど使用しなくなりましたので、消費電力は落ち着き、発電量をそのまま売電に回せています。
2017年5月
・一番良い時期です。消費電力は必要最低限、発電量は最大の能力を発揮してくれた月でした。
2017年6月
・少し蒸し暑くなり、エアコンの稼働が見られます。相変わらず、発電能力は高い状態をキープしています。
冬の落ち込みはある程度想定しましたが、
秋の9月、10月、11月の落ち込みが意外と激しかったのですね。
逆に5月の532Kwhは凄まじいなと思います。
太陽の角度と屋根の勾配の相性が抜群の月のようです
また天候も安定していて、ほとんどが晴れていたようですね。毎年こうはならないと思いますが、とりあえずありがたいです。
ということで、まとめです。
年間を通してみると、涼温な家ならではの消費電力量かなと思います。どうしてもエアコンの稼働に比例して電力消費が激しくなりますね。
しかも、当たり前ながら、
電力消費は
暖 房 > 冷 房
がはっきりと見てとれます。
涼温な家の快適性だけに満足せず、いかにこの環境をエコで実現するか、いろいろと試していく必要がありそうです。
とにかく1年目は大健闘!!
というより、大勝利じゃないでしょうか。
よく働いてくれました。
次回は、太陽光発電の導入費と1年目の電力費収支を公開します。
つまりは、
「高額買い取り期間である10年間で元は取れるのか」
がテーマです。
よろしくお願いします。
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