涼温な家の住人が月一回行うこと!!
暑い日が連日続く東京。
我が家の涼温換気、CDエアコンは連日奮闘中。
さて、涼温な家では月に1回、住人がしなければならないメンテナンスがあります。
それは、
フィルター交換
です。
マツミハウジングさんをはじめとする涼温な家を建設されている建築会社さんの涼温換気に対するメンテナンスの説明には必ず、
1つ目はダクトのメンテナンスとあり、これは建設会社さんが行いますとあり、
2つ目に熱交換換気システムやエアコンのメンテナンスは業者が行い、
「3つ目に、住人がフィルターの交換を行う」こと
と書かれています。
そうです。
涼温な家を、快適に過ごすシステムとして維持していくためには、
住人も積極的にメンテナンスをしていかなければいけません。
とはいえ、
フィルター交換は簡単で時間もかかりません。
ちょうど、月一回の交換時期が来ましたので、
交換の様子を紹介したいと思います。
フィルター交換を実際にやってみた!
①リモコンにフィルター交換と表示がされるので、ガサツな私でも気づきます。
この表示は、
フィルターが汚れていることを感知してくれているのではなく、単に前回の交換から1月がたちましたというタイマー表示になります。
②一度エアコン、換気システムを止めます。
止めないと、吸気口からフィルターを通さない汚い空気がじゃんじゃか入ってくることになります。
③急いで屋根裏にある機械室に駆け上がります。
なんとなく急がないと、換気しない時間が長くなり、空気が汚れそうなため。これは思い込みで、全然気にするレベルではないのですが。
④機械室に入り、必要な道具を出す。
必要なのは、ヘアーキャップ、エアコンフィルター(フィルタレット)のロール、はさみ、両面テープもしくはセロテープ、小さなごみ袋。
⑤フィルターのふたを取る
空気圧の関係でかなりぴたりとくっついているので、慎重に外す。
ここからは、住人の皆さんによって順番が異なるかもしれません。
⑥中性能フィルターを引き出す
⑦エアコンフィルターをはがして捨てる
毎回、真っ黒になります。分かってはいても、空気とはいっても色んなものが中を舞っているのですね。
⑦-2 必要に応じて、中性能フィルターに掃除機をかける
私はあまりやりません。逆にフィルターが痛みそうなので。汚れがひどい場合には、早めに新しいものに取り換えます。
⑧中性能フィルターに新しいエアコンフィルターをかける
☝一か月使用後の中性能フィルターです。 これでも、まだ綺麗な状態です。1年経つともっと真っ黒になります。 |
⑨エアコンフィルターをテープで止める。
マジックテープでも止まるので、中性能フィルターに始めからつけておいてもよいかもしれません。
⑩中性能フィルターをボックスに差込み、戻す。
⑪ヘアーキャップを虫など逃がさないよう上手に外す!!
ここが一番の難しいところ。ヘアーキャップは吸気の最初のフィルターで大きなごみや迷い込んだ虫さんたちを室内に入れない役目があります。
ところが、機械の流れが止まると、吸気の流れもなくなるため、一度キャップに入った虫さんたちが、外へと逃れようとします。素直にそこが外であればよいのですが、外すときに緩慢な動きをしてしまうと機械室に虫が流れ込むことがあります。
なので、ヘアーキャップは取り外したらすぐにごみ袋へ、新しいヘアーキャップを速やかにつけることが、コツになります。
⑫外したヘアーキャップをごみ袋に入れる。
☝毎月、真っ黒でショックを受けますが、ひるまず外します! |
☝ガが入り込んで、貼り付いていたものと思われます。はっきり、くっきり♪ |
⑬新しいヘアーキャップを取り付ける。
⑭ふたをつける。
⑮ゴミを片手に1階に駆け降りる。
⑯熱交換換気システム、CDエアコンの電源をつける。ごみを捨てる。
☝この時、手動でフィルターリセットを行う! |
⑰小屋裏まで駆け上がる。
⑱フィルターボックス内の様子を観察し、ふたから空気が漏れていないか確認をする。
ここで、ふたから空気が漏れていると、フィルターを通っていない空気が機械室に入り込むと同時に、換気すべき空気の量が正しく確保されないと思われるため、真剣にチェックする。
⑲点検後、問題がなければ、道具を片付けて、普段の生活へ
という流れになります。
私が、細かい性格なので⑲番まで項目を作ってしまいましたが、実際にかかった時間は
1 0 分 間
です。
階段の上り下り以外に重労働や難しいことはなく、女性でも簡単に行えます。
涼温な家のフィルターは初めて見たとき
正直「安っぽくて、原始的」と思っていました。
しかし、今では、原理を考えてみると、機械に負担がなく、人間にも負担がない、それでいて高い水準で効果を発揮できる簡易な方法なんだなと感心しています。
涼温な家のフィルター交換に注文!!
今後のために、改善してほしいことを言えば、
①機械室に換気システムとエアコンの電源が欲しい
やっぱり、狭い機械室を出たり入ったりは大変です。これは早急に対応をお願いしたいです。もしかしたら、お願いすればできたのかもしれませんが・・・
②ヘアーキャップを速やかに外せる形にしてほしい
現在はヘアーキャップをかぶせ、それをバンドで巻いて固定します。バンドを外して、ヘアーキャップの口を押さえる瞬間に難しさを感じます。もっと、改良できるのではないでしょうか。
③外気を取り込む吸気口からフィルターまでのダクトの清掃
機械室のフィルターを通るまでは汚い空気です。したがって、そこまでのダクトは汚れていることになります。そのメンテナンスは誰がどのようにやるのかイマイチ不明確です。その部分もしっかりとケアしていただけると安心できると思います。
といくつか書かせていただきましたが、
それでも、単純で高性能なフィルターシステムだなと思います。
これからも、どんどん進化をして活用されていくといいなと思います。
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