【注文住宅の作り方】建築会社選びのコツ【全館空調】

 
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社長さんが年末のご挨拶に来てくれた！

わが家のインターホンが鳴りました。

そこに、映っていたのは、
わが家を建ててくれた建築会社の社長さんでした。

別に、何か問題があったわけではありません。
点検や重大な連絡事項があったわけでもありません。

ただ、年末の挨拶に来てくださいました。

ほんの数分の立ち話でしたが、
今年あった様々な設備の不具合について
改めてお詫びの言葉をいただきました。

エアコン修理後、わが家はあの時が嘘のように快適です。

だから、正直、始めはあまりピンとこなかったのですが、
話を終えて扉を閉めた後、
社長さんがわが家のトラブルを覚えていてくれた
という事実に不思議な嬉しさと安心感を覚えました。

建築会社選びで大切だなと思うこと。

わが家は涼温な家を建てて
もう少しで丸３年となります。



新築の家から徐々に住み慣れた家へと感覚が変わる頃です。
すると、不思議なもので、
今まで注意深く家を見守ってきたつもりですが、
様々な経験を積むことで家を違った方向から眺め、
新しい発見をすることが出来ます。

わが家も「涼温な家」という
まだまだメジャーとは言いにくい名の住宅ですが、
室内空間の快適性は大手より優れていると感じます。

ただ、数年住むことで新たに感じることも出てきました。
それは、単に室内の温度や湿度の快適性や
キレイな空気が常に室内をめぐる換気だけで満足するのではなく、

住んでいる人が気流を感じる家になるといいな考えるようになりました。

それは、室内と室外の温度が変わらない日、
なぜか外に出たほうが快適に感じる日が続きました。
なぜだろうと考えると、すーっと通った風に心地よさを感じたのです。
そこから、涼温な家になんとなく足りないのは
そよ風のような感覚なんだと３年目で初めて感じるようになりました。


人は欲深いもので、今が当たり前になると
更にこうなるといいなという欲が出てきます。

だから、リフォームも含め、
家は作って終わりではないのだと思います。

注文住宅も必死にその時の思いを詰め込んだ家
であることに間違いはありません。
しかしその思いは、常に変化し続けるのだと思います。

その時に、皆さんは気軽に相談できる方はいますか。

私は、家を建てて３年経つことで
「相談できる存在」の必要性を強く感じました。

私にとってそれが、
年末のあいさつに来てくれた社長であり
親身にわが家を守ってくれる建築会社さんです。

もちろん、企業である以上
企業が大きいにしろ小さいにしろ
利益を追求されていることに変わりはありません。

しかし、単に利益を追求する人に相談をするのか、
今後の会社について本気で考えている人に相談するのかでは、
お互いの信頼感が大きく違うように思います。

施主として一緒に家づくりができる建築会社選びを！

地元の建設会社や工務店といっても
本当に様々な種類の会社があります。

だから、家を建てるときにはもの凄く迷うのですが、
わが家が今の建築会社さんに決めた理由は、
顔を見て本気で話ができる会社かどうかでした。

以前の記事にも書きましたが、
先ほどわが家に来てくれた社長さんは
家づくりの段階で腹を割って話をします。

時には社長さんと設計士さんの意見が対立することもありますが、
お客さんの家のために話をしっかりしてくれます。
一方で、できる限り努力はしますが、
ひどい値引きを要求される方とは
契約しませんときっぱりとポリシーをもって仕事をされています。

そういうところに惹かれ、
わが家の建設を依頼しました。

逆に言えば、そういうところが気に入らなければ
お互いに縁がなかったとあきらめて次を探していたところです。



長くなりましたが、
今回社長さんが見えたので、
ふっと頭をよぎったことを記事にしました。

家づくりをどこに頼もうか
大手の会社を中心にすごく迷うことと思います。

その時に、今一度「施主」の意味を考えてみてください。

建築を依頼する施主はお客ではなく施主なのです。
一緒に家を建てるのです。
その時に、自分が腹を割って話ができない相手と家を建てますか？
責任感がなく、上辺だけの思いと感じる方と
手を取り合って家つくりができますか？

たんにわが家が建築会社から近いだけ
ということもあるのかもしれませんが、
それでも、常に責任ある立場の方と話ができるというのは、
家づくりのメリット、
アフターメンテナンスやリフォームのメリットに私はなると思います。
いかがでしょうか。