突然のTEL・・・ 『登記?!』って何だ!
我が家は2016年3月に新築しました。
土地は義父母の所有です。
建物の建築が終盤に入ったころ
建築会社の担当さんからTELが入りました。
「そろそろ表題部の登記をしましょうか!?」
その時、登記に関する知識をほとんど持ち合わせていなかった私は
「???」
そして生返事で
「はい・・・、そうですね。」
私、分からないと言えない人なんです。
だから、そのあとパソコンの前で
「じーっ」
検索ワードは
「登記とは?」
からスタートです。
登記とは権利などを公表することなんだ!
そして分かったことは
・登記とは、物や事柄の権利や実態を、公開された帳簿に載せる手続きすることで公に示すこと
・登記には、不動産登記、商業登記、法人登記、動産譲渡登記、債権譲渡登記、船舶登記などの種類がたくさんある
さらに、私たちが新築の家を建てるのに必要な登記は2種類あることも分かりました。
その一つが先ほど電話で話のあった
建物表題登記です。
建物表題登記とは、まだ公にどんな家なのか公にされていない家を、測量し、申請することで
「私の家はこんな形で、こんな造りの家です!」
と公簿に載せ公開することです。
また建物表題登記は義務です。なので新築した場合には、必ず登記しなければなりません。さらに新築から1ヶ月以内に登記しなければ10万円以下の過料が課されてしまいます。
登記にも事情があって、手順があるらしい。
さて、我が家が建築会社さんから連絡を受けたのは
時期は2015年12月末です。
ややこしいのがここなんです。
実際には建物の内装などを仕上げている段階であり、
厳密に建物が完成しているとは言えない状況ですが、
基礎的な部分が完成しているので問題ないそうです。
さらに、このあと建物保存登記という登記をしなければなりません。
これをしないことには、ローンも借りられません。
なぜなら、どのような建物にいくらお金を貸すのか明記し、
もし返せなければ建物の権利はお金を貸した私たちにありますと公に示す必要があるからです。
そのためにスムーズに手続きができるよう、建物表題登記はできるだけ早めに済ませておくことが大切になります。
建物表題登記を頼むのは土地家屋調査士さん!!
あっ、ちなみに一度も会ったことありませんw
あっ、ちなみに一度も会ったことありませんw
登記は自分で行うことができます。
費用を抑えるために、自分で登記を行うためのサイトもあります。
ちなみに、無報酬であれば親族や友人の代理人となって手続きを行うこともできます。
ただし、私はお金を支払い依頼をしました。
だって、悩む時間が惜しかったからです。
一つ一つ自分でやる達成感はあるのでしょうが、その勇気はありませんでした。
頼んだのは、建築会社さんが紹介してくれた
「土地家屋調査士」
です。
なじみがないと思います。私は初めてこの時このような方を知りました。
土地や建物の現在の状況がどうなっているのかを特定する登記(表示に関する登記)を担当しているのが、土地家屋調査士だそうです。
ちなみに
・畑から宅地に変更したい
・土地を相続などでわけるとき
・境界線や土地面積を知りたいとき
などに活躍されているそうです。
さらに、私、結局この方と顔を会わせることはありませんでした。
電話と書面だけ。
建築会社とお知り合いだからかもしれませんが、
もし誰に頼んだらよいか分からなければ、建築会社に尋ねてみてください。紹介してくれると思います。
建物表題登記に我が家が実際かかった費用は?!
費用は事前にいくつかのサイトで調べましたが、結局分かりませんでした。
というのも、手続きの手数料等ははっきりしているのの、
結局は報酬部分に大きな振れ幅があり、
また現地調査が必要か、
依頼した場所が遠いのか近いのかなどで費用が変わり
請求が来ないとだいたいの額も分かりませんでした。
ただし、こちらから費用についての不安を伝えると、見積もりをすぐに出してくれたので、
見積もりを見て確認してから依頼するといいでしょう。
結局、我が家の建物表題登記を依頼した際の費用は
①調査費用(地図や公簿の確認など) 9,870円
②測量業務 25,330円
③申請手続き費用 24,070円
④書類作成費用 13,400円
⑤印紙代・郵送代など 9,948円
で
総費用 88,432円
になりました。だいたい10万程度を予想していましたので、
それほど驚く額ではなく、こんなものかなという感じです。
皆さんが見積もりを取った際に参考にしていただければと思います。
我が家の建物表題登記を時系列にしてみたらこうなった。
結局我が家での建物表題登記は
2015年12月下旬 建築会社より建物表題登記の打診
土地家屋調査士の紹介
見積書の依頼
2016年1月8日 見積書、依頼書受け取り
建物表題登記の依頼
2016年1月25日 建物表題登記完了
こんなスケジュールになりました。
私の場合は年末を挟みましたが、急げば3週間ほどで手続きが完了できるそうです。
この後、続けて所有権保存登記、抵当権設定を行いました。
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