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2017年10月3日火曜日

本当にかかった所有権保存登記&抵当権設定は〇〇万円!!

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ローンを組むには所有権保存登記も必要です!!

所有権保存登記登記のない不動産に初めてする所有権の登記です。

ちなみに前回は建物表題登記について記事を書きました。

【内訳公開】登記手続きの費用はいくら?!【涼温な家】


所有権保存登記をすることで誰のもので、誰から誰に権利が移ったか記録されるようになります。

 

建物が新築されると、建物の所有者は1カ月以内に建物の物理的状況(どのような建物か)を示す「建物表題登記」を行わなくてはなりません。
我が家はこの登記を2016年1月に行いました。

これにより、我が家「涼温な家」に建物表題登記され、登記記録が作られました。
 

この時にも実は所有者が誰かは書いてあるのです。
ただ、この表題部には当時の所有者しか記録されず、その後の売買など持ち主が変わった場合は「誰が所有者か」を示す「所有権保存登記」がされ記載されていきます。


この所有権保存登記をしないと所有権の移転や抵当権の設定・抹消といった不動産の権利関係に関する登記ができません。

さらにこの所有権保存登記は任意です。建物表題登記は1ヶ月以内に登記しないと過料10万円が課されるのに所有権保存登記に関してそのような罰則はなにもありません。

 


その為、最近では空き家の処理をしようと思ったら誰の土地や家屋が分からないなんてこともニュースになっていました。

所有者不明土地 700か所以上(NHKオンライン 2017.9.24)


さて不動産を担保にして金融機関から融資を受ける、いわゆる住宅ローンの場合、 金融機関は相手の権利が登記によって公に示されることで安心して売買や融資を行います。 その為、ローンを実行するには所有権保存登記をしなければなりません。
 

司法書士に依頼しようと思ったら、目が怖かった・・・


ということで我が家も住宅ローンを組む面談の時に、所有権保存登記を依頼しました。

実は、当初は自分で依頼先を探し登記を進めるつもりでした。

しかし、意外にやっかいなんです。この依頼・・・

というのも、依頼するのは司法書士というお仕事の方々なのですが、
いや、誤解を恐れないで言うと、怖いんです。

見積もりを取って話を聞くと、すごく丁寧な対応なんです。
ですが、一方で必ずついて回る話があります。

それが
「相続対策されていますか?」

分かるんです。世の中、相続対策にあふれていること。
不動産を含め、遺産で家族がバラバラになってしまう現実も。
そして、我が家は土地が義父母のためおせっかいを焼きたくなるのも。

だけどこれから家を建てて頑張るぞって人に、
相続話で目をキラキラさせられても怖いんです。
本当に。
なので、地元で行うことはやめました。

結局、フラット35を借りる「アルヒ」さんに仲介してもらいました。
そしたら、なんとまぁ、事務的な(笑)
理想的です。
無駄なことは一切聞きません。
そして、費用も明確。
さらにローンの契約面談のはじめに登記の依頼ができたので、無駄足を踏みませんでした。

なんで教えてくれないのアルヒさん。

みなさん、もしアルヒさんで契約をされるのであれば、所有権保存登記は仲介をお願いしてみましょう。たぶんこちらから言わないと動いてもらえないと思います。

本当にかかった登記の費用はこれだ!

さてさて、所有権保存登記にかかった費用です。

前提条件として
・土地は義父母のもの
・新しく木造2階建て
・ローンを組んだ
・長期優良住宅

実際にかかった費用は

所有権保存登記   10,700円
抵当権設定      31,000円
住宅用家屋証明書   1,300円
登記簿謄本       4,800円
調査等          2,696円

司法書士報酬     68,565円

郵送代                      2,910円

消費税                      5,485円

合計                     127,456円

でした。

建物表題登記は88,432円でしたので、

登記全体では

21万5888円

でした。

登記費用として、だいたい20万前後を予想しておけばいいですかね。

ぜひ参考にしてください。

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