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2018年7月17日火曜日

【こだわりのキッチン】学校から帰ってきた瞬間の子どもの顔を見逃さない家【子育て】


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母として譲れないキッチンのこだわり

今年の4月から子どもが二人とも
小学生となりました。

今までの送り迎えや弁当作りから解放され
私は保育士としての仕事を再開しました。

そんな家族の形態も少しずつ変わる中、
この家を設計するにあたり
こだわった部分があるので
紹介したいと思います。


とはいっても、キッチンのこの製品がいいとか
ここが便利な収納なのという紹介ではありません。

こだわったのは立ち位置です。

しかも、玄関扉が見え、
そして玄関からこちらのキッチン内部は見えない、
そんなつくりを設計時にお願いしました。

なぜ、そんなことにこだわったかというと
子どもが成長するにあたり、
学校の話や友達の話を親にしなくなると思ったのです。
でも、昨今のいろいろな事件を見ても
親が子どもの様子を少しでも知っていれば
防げた悲しい事件も多くありました。


そういった「子どもを知る」場面として
玄関から入ってくる一番始めの表情を
親としては常に見ておきたいと思いました。



そのこだわりを実現するためにわが家はこうなった
そこで、設計士さんにお願い

わが家はこのような家になりました。

わが家は長方形な土地で、
キッチンから玄関が一番距離があります。


そこを見通せるように廊下を通しました。
遮るものはここに何もありません。
これは、全館空調の涼温な家だからこそできたと思います。


さらに、キッチンを廊下より少し前にずらしました。
こうすることで、いくつかの利点があります。




まず、玄関からキッチンを見るとこのような感じです。
(あっ、部屋が汚いのはご、ご愛嬌w)

キッチンがでっぱっているのが分かります。
一方、キッチンから玄関を普通に見たらどうなるか。



以前記事にもしましたが

リビングイン階段だからできた階段下収納!最大限に活用しようと思ったらこうなった♪

キッチンの隣には階段下収納があり、
玄関は全く見えません。


これでは、こだわって依頼した意味もありません。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン


でもですね、シンクに立っていて

「あっ、子どもが帰ってきた!」


と思ったら、すぐに前かがみになり
玄関をのぞき込みます。

すると・・・



玄関の出入りをのぞくことができます。
さらに帰ってきた子どもたちは
どんなことがあっても階段がリビングにあるため
自室に上がろうとすると
廊下をキッチンに向かって歩きます。
すると、必ず子どもたちの表情は見えるわけです。



この少しのでっぱりが
私にとってはすごく大切なわけです。


この写真を見ていただくと分かるように、
顔を引っ込めていると、
調理している姿は見えません。


急な来客などがあっても、落ち着いて対応できます。
そういった意味で、絶妙の間隔だと思います。


今は帰ってくると、
すぐに学校の様子を話してくれる子どもたち。


でも、それでも時々トラブルはあるようで、
私はそれも勉強!と割り切っているつもりです。


でも、もし、何も話さない、何も知らない中で
悲しい出来事が起きたら後悔なんて言葉では
語ることができません。


だから、この先
小学校高学年、中学生、高校生と
多感な時期になっても、
帰ってくる表情だけは常に見守れる
そんな家庭にしていきたいなと思っています。


キッチンから玄関を見通せる家、
おすすめです。



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