2017年7月29日土曜日

【東芝】太陽光発電10年で元は取れない!!太陽光発電関連費用すべて公開!!

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10年間固定価格買取制度を利用し、元は取れるのかを検証!

前回は太陽光発電システムの発電量と涼温な家の消費電力量について、記事を書きました。




今回は10年間固定価格買取制度を利用し、元は取れるのかを検証します。


我が家の基礎データ

●2015年度に契約、設置
●涼温な家(外断熱、高気密、熱交換換気システム、CDエアコン、片流れ屋根 南向き 勾配4.5尺 約24度)
●太陽光発電システム(東芝 4.0kW)
●固定価格買取制度 33円/1kWh
●買電、売電ともに東京電力
●契約種別 従量電灯B
●契約アンペア 60A

仕様するデータ

◇太陽光発電システムの設置費用
太陽光発電システムの撤去費用
◆太陽光発電システムの発電量
◆東京電力からの買電量
◆東京電力からの買電料金・売電料金お知らせ票

をもとに、
10年間固定価格買取制度を利用し、
元は取れるのかを検証します。

撤去費用や買電料金、住んでいる環境は毎年少しずつ変化しますが、現段階で見通しを持てればいいなと思い、記事にします。

また、我が家は建設と同時に設置したため、既存の住宅に取り付ける場合と違いがあるかもしれません。また、買い取り額も年々下がっており、状況が刻々と変わっていますが、少しでも皆さんの参考になればと思います。

それではまず検証するために必要な数値を出していきたいと思います。

 
検証するために必要な数値を出す!


①太陽光発電システムの設置費用

東芝関連販売店での
2015年6月の見積もり額
3,102,750円でした。


しかし、建築会社に実際に支払った
太陽光発電システム設置費用


1,370,000円

当初見積額より55%も値引きされています。


原因はよくわかりませんが、支払ったのは1,370,000円なのでこれを基に計算をします。 


②太陽光発電システムの撤去費用

太陽光発電システムを載せたからには必ず撤去をしなければなりません。
理想としては、建て替えまでもってくれれば良いのでしょうが、現実は厳しいと思います。
ちなみに太陽光発電システムの撤去には

・パネル撤去費(人件費)
・足場代
・廃棄、リサイクル料
・屋根の修復費

などがかかると考えられます。
正直、いろいろと確認をしたのですが、明確な見積もりは出ず
現段階では 

20万程度 

を見込んでおけば処分と屋根の補修までできそうだと思われます。

ここは仮定で撤去費用は20万円とします。

 
③年間電気料金

2016年7月から2017年6月までの電気料金を積算します。

発電量や消費電力量は毎月1日から月末になりますが、
電気料金は検針日が毎月中旬のため、やや誤差が生まれます。ご了承ください。

2016年 7月 4,428円
2016年 8月 5,914円
2016年 9月 7,549円
2016年10月 7,245円
2016年11月 6,095円
2016年12月 7,097円
2017年 1月11,135円
2017年 2月14,279円
2017年 3月15,337円
2017年 4月12,378円
2017年 5月10,501円
2017年 6月 5,392円

 年間電気料金 107,350円



④東京電力への年間売電料金

前回調べた年間売電量をもとに年間売電料金を算出します。

我が家は2015年度に売電契約をしたため、

電力固定買取額は1kWhあたり33円です。

我が家の1年間の売電量は3354.2kWhです。
したがって

3354.2kWh×33円=110,688.6円

年間売電量は110,688円になりました。


 
⑤発電した電気を自家消費した分の料金

太陽光発電で発電した電気は原則家庭で消費されることになっています。
そして、消費しきれなかった場合のみ、東京電力に売電されます。
前回調べた年間自己消費量をもとに算出しますが、ここがかなり難しいです。

というのも、東京電力の電気料金体系は3段階になってます。

【第1弾階料金】最初の120kWhまで        19円52銭
【第2段階料金】120kWhをこえ300kWhまで    26円00銭
【第3段階料金】300kWhをこえた部分       30円02銭
   
発電し消費した電力が、どの料金の代わりとなっているか仮定する料金により、結果は変わります。

我が家の総消費電力は、ほぼすべての月で300kWhを越えています。

それが、自己消費することで東京電力からの月間平均買電量を200kw弱に抑えてくれています。そこから考えると、1kWhを30円程度としてもよいと思いますが、ぬか喜びはしたくないので、一番低い単価の19円52銭と仮定して算出したいと思います。



年間自己消費電力量は1747.5kWhです。
これに、先ほどの1段階単価19円52銭をかけます。

1745.5kWh×19.52円=34,072.16円 

年間自己消費電力の価格は34,072円と算出 

されました。

※仮に300kWh越えた電力の代わりに自己消費されたと仮定すると
1745.5kWh×30.02円=52,399.91円





①~⑤をもとに10年間の総費用などを計算する。


A.10年間の支出
①設置費用・パネル代等       1,370,000円
②撤去費用                 200,000円
                      1,570,000円
③買電料金               1,073,500円
  総支出費用              2,643,500円

B.10年間の収入等
④売電料金               1,106,880円
⑤自己消費電力価格           340,720円
 総収入等               1,447,600円


太陽光発電は赤字!10年では元は取れないという結果に・・・

上記の計算A.Bから

「10年間で元をとれるか」

という問いに、

パネル代などの設備費、設置費、撤去費をすべて踏まえると

1,570,000円-1,447,600円で


122,400円 赤  字 

元  は  取  れ  な  い!!



という計算になります。

ただし、その後も太陽光パネルを引き続き使用できると仮定すれば、電力固定価格買取制度がなくても、年間3万4千円程度の自己消費電力価格が見込まれ、 

1 4 年 間 !!

ですべての投資した設備費を回収することができます。

さらに、この 

10年間で太陽光発電システム関連と電気料金で初期費用以外に追加負担する費用

2,643,500円-1,447,600円=1,195,900円

1年間で負担する費用

119,590円


ひと月で負担する費用
  
約9,966円

となります。

 

涼温な家はエコとは言い切れないが、費用対効果は間違いなく高い!!

もともとは、自然エネルギーを活用した家をイメージし、
深くは考えず取り付けた太陽光発電システム。

このようにしっかりと数字を残すことで、
節電やエコへの取り組み目標をよりはっきり持てそうです。

ただし、やはりはっきりしたのは、

家庭でつけることが多い4kWの太陽光発電システムでは元を取ろうという考えは捨てたほうが良い

ということでしょう。


ただ、個人的に驚いたのは、涼温な家の電気代でした。

家全体を冷やしたり暖めたりを常時することになれば、


通常よりもはるかに高い電気代がかかるのではと疑っていたんです。


涼温な家を建設する多くの会社さんは否定していましたが(笑)

今回、太陽光発電を仮に使わなくても涼温な家の年間使用量は5600kWhとのこと。

これは様々なところに書かれている、4人家族、1戸建ての平均的な電気使用量と変わりません。

涼温な家は決して他の戸建て住宅に比べ、エネルギーを使用しない家ではありません。


しかし、

小屋裏からトイレ、床下まで家の中全体が快適空間となる涼温な家は、費用対効果で考えると非常によい家であると私は思います。



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